１位｜スマイルオート

はい。そうですね。
「自社ローン」という言葉は法律上・制度上は正式にありません。あくまで販売店の自称です。つまり正確な決まりは無いのですが、だいたいは言われた通り「信販会社ではなくお店でローンを組む」で正解です。
「ローン」とは買い物をする時に信販会社に替りに支払いをしてもらい、分割払いなど決められた方法でそのお金を返していく買い物の仕方です。ローンは借りる期間によって金利・手数料がかかりますので、これも一緒に払って（返して）いきます。
ローンは簡単に言うと「借金」ですから、お金を返せないような人、具体的には安定した収入の無い人などには「貸せない」ということになります。この「貸せる」「貸せない」を判断するのが信販会社にとっては大切な仕事になります。

その重要な判断をするための「情報」を信販会社に教えているのが「信用機関」という企業団体です。
信用機関は個人の借金の情報、返済の情報などを信販会社などと相互にやりとりしています。これにはローンやスマホなどの割賦契約や場合によっては家賃などの情報も含まれます。
日本には主に３つの信用機関（銀行系・信販系等）があって、この３つの機関同士も情報を部分共有しています。
ちなみに、信用機関は情報を提供するだけで審査はしません。審査するのは信販会社です。

様々な情報が記録されていますが、
この場合、借金の返済状況が記録されています。
いつ・いくら借りて、ちゃんと返済しているかを記録します。
信販会社に借りたお金を返さないでいると、信販会社はその情報を信用機関に送り、信用機関はこの情報を「事故」と呼んで記録します。事故が放置または連続した状態になった場合、多くの信販会社は「この人は返済することができない人」という決めつけをします。この状態がいわゆる「ブラック」といわれる状態（＝ステータス）です。この情報はちゃんとお金を返しても５年は記録されます。
ブラックまたはブラック的な人は各種ローン・クレジットカードの利用はもちろん、スマホ契約、各種サービス入会、借家の契約（保証会社利用時）ができなくなります。車でいえばＥＴＣカードすら簡単につくれません。
とっても不便な上、自分名義のスマホを持てないことで決済サービスの利用など今後の社会生活でも支障をきたす場面が増えます。

はい。信用機関各社に「照会（＝問い合わせ）」できます。個人情報ですから本人確認がありますが、すべての情報を開示してくれます。多くは電話やサイトから受付できます。
た・だ・し！
この「照会」も記録に残ります！！
信販会社によって基準が変わりますが、照会が６ヶ月以内に何度もあると「この人は借金で困っている」「借金の方法を探している」という「借りまわり」というステータスにされてしまう場合があります。こうなると高額案件の審査は通らなくなります。
ですので照会・審査は半年以上空けることをすすめる場合が多いです。

話を戻します。
信販会社でのオートローンはこのような仕組みで審査していますので、利用できない（審査が通らない）人がいます。そういった場合に「自社ローン」があります。
自社ローンは信用機関の情報によらないお店独自の審査になります。
過去の情報よりも今の返済能力を判断してくれるので、ブラックまたはブラックに近い人でもクルマを手に入れやすいのが最大の特徴です。

一部のお店を除いて心配はありません。
自社ローンの場合は金利が信販会社より高く、手数料や場合によっては保証金もかかります。
ですので信販会社を利用する時より1.5～３倍の総額を返済することになります。
これは与信（信用情報）無しでブラックかも知れない人に文字通り「独断」で融資をするわけですから、販売店としては当然の損害予防額といえます。決して法外なものとはいえないでしょう。

はい。中には消費者をダマすような悪質な販売店もあるようです。
運営している会社がよくわからないお店や、
経営者の名前すらネットに載っていない店はＮＧです。会社情報をよく確認しましょう。社会経験が豊富な友人知人に相談するのも大切です。
このサイトに掲載されているお店は大丈夫ですので相談してみましょう。